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おいしいパスタの秘密~その2 種類・ロングパスタ~
先日、『パスタの製法にはブロンズダイス製法とテフロンダイスがある。』というコンテンツを公開しましたが、本日はそれに続きパスタの種類について追いかけました。
お店で食べるパスタを選ぶときに、「ツナとドライトマトのフェデリーニ 」とか、「ブカティーニのアマトリチャーナ」とかメニューに書かれていても、いったいどんなパスタが出てくるのか想像もつきません…。この記事を読めば、その秘密が解けてくるはずです。まずは日本で最もよく食べられている「ロングパスタ」についてご紹介します。
ロングパスタの種類あれこれ
スパゲッティ
直径1.4〜1.9mmの円柱状のパスタ。太さによって以下のように細かく分類されています。
①カッペリーニ:約0.8mm~1.3mm
イタリア語で「髪の毛」を意味する「capelli」に由来します。直径が約1.3mm以下の非常に細いパスタで、素麺のように使われます。
合うソース:冷製パスタやスープパスタなどに用いられることが多い。
②フェデリーニ:約1.4mm~1.5mm
イタリア語で「糸」や「薄い」という意味です。つるっとした食感、さっぱりとした味わいのソースと相性が良いです。
合うソース:冷製パスタやスープに使われます。軽めのオイル系ソースや、トマト系のソースとも相性が良い。
③スパゲッティーニ:約1.6mm~1.8mm
イタリア語で「より細いスパゲッティ」という意味です。
合うソース:重たいソースだと麺が負けてしまいがちなので、オイルやトマト系の軽いソースによく合います。明太子ソースも相性◎
④スパゲッティ:約1.9mm~2.0mm
語源はイタリア語の「紐」を意味するスパーゴに由来します。おなじみの「スパゲッティ」は本来はこれを指すんですね。
合うソース:どんなソースでも!
太めのロングパスタ
・ヴェルミチェッリ:約2.1mm~2.2mm
スパゲッティよりも太くしっかりとした食べ応えがあり、もちもちとした食感が特徴。
合うソース:特に濃厚なソースや具材の多いソース。
・スパゲットーニ:約2.3mm~2.5mm
スパゲッティの太めのバリエーション。
合うソース:濃厚なソース(ミートソースやクリームソースなど)。
形もさまざま!個性豊かなロングパスタ
・リングイネ:
名前の由来はイタリア語の「lingua(リンガ)」にあり、「舌」を意味します。スパゲティを少し潰したような断面が楕円形のパスタで、変化のある食感が楽しめます。ソースが絡みやすいのが特徴。
合うソース:シーフードやジェノベーゼ、クリーム系、トマト系など味がしっかりしたソース。
・ブカティーニ:
イタリア語で「穴」を意味する「buco(ブーコ)」から来ています。麺の中心に穴が空いているのが特徴で、シチリア地方発祥のパスタ。
合うソース:代表的なのはアマトリチャーナ。パンチェッタ、野菜、チーズ、卵、アンチョビ、サーディンなど。
・フェットチーネ:
幅8mm前後の平打ち麺。イタリア語で「小さなリボン」という意味があり、イタリア中南部でよく使われます。
合うソース:クリームパスタなど濃厚な味付けのソース、牛肉や鶏肉のラグー(煮込みソース)。
・タリアテッレ:
フェットチーネと似た平打ち麺ですが、主にイタリア北部で使用されます。材料に卵が使用されることがあるのが特徴です。卵を加えることでコシが強く、もちもちとした食感になります。
合うソース:ボロネーゼが代表選手。正式なボロネーゼにはタリアテッレが使用されるのだそうです。その他、クリーム系、トマト系、魚介系も。
フェットチーネとタリアテッレとの違い
フェットチーネとタリアテッレはよく似た形状のパスタですが、材料や主に食べられている地域が異なります。
フェットチーネは硬質小麦を用いることが多く、主にイタリア中部から南部で食べられるパスタです。
一方で、中部~北部にかけては軟質小麦を用いたタリアテッレがよく食されます。
また、フェットチーネの幅が8mm前後であるのに対し、タリアテッレの幅は5mm前後のものが多いのも異なる点です。
レストランでパスタを注文するときに、忙しそうにしている店員さんを呼び止めてメニューの説明をしてもらわなくても済みそうです!
ロングパスタに続き、次回は「ショートパスタ」についても理解を深め、パスタマスターを目指したいと勝手に思っています。どうぞお付き合いください。
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