にっぽん津々浦々 本店

伝統的バルサミコの魅力をお手軽に

マルピーギ社はよりお手頃に伝統的バルサミコの魅力を伝えようと研究を重ね、6年熟成、風味豊かという意味の"サポローゾ"を完成させました。

本来、伝統的バルサミコ（ACETO BALSAMICO TRADIZIONALE) はエミリア・ロマーニャ州のモデナとレッジョエミリアにおいて伝統的製法（煮詰めたブドウを木樽に移し替えながら熟成）により最低12年以上ものを熟成を必要とし、さらに各地域の組合での品質検査をクリアしたものしか名乗る事のできない非常に高価で希少なバルサミコです。

そのイタリア・モデナ産の伝統的バルサミコを永年作り続けてきた老舗であるマルピーギ社が、その魅力を伝えるため苦心の末に作りあげたのがこの６年熟成の"サポローゾ"です。

"サポローゾ"は伝統的バルサミコと名乗る事はできません。
しかし、マルピーギ社のこだわりが詰まった見事な新調味料です。

添加物を一切使用せず、伝統的バルサミコと同じブドウを原料とし、70時間煮詰めています。それにより、6年という熟成期間で深く濃厚な味わい実現しています。

※画像はイメージです

ソテー、ボイルしたお肉、野菜にかけたり生ハムやチーズにかけてお召し上がり下さい。オリーブオイルとの相性も良いのでサラダやカルパッチョにも合わせてお使い下さい。また、アイスクリーム、ヨーグルト、フルーツなどにもとても良く合います。

"サポローゾ"誕生までの苦悩

伝統的バルサミコはつくられる技術と年月から本場イタリアにおいても非常に高価な食材です。
「より多くの方々にバルサミコの魅力を伝えたい」という、マルピーギ社の願いが6年熟成、8年熟成の商品SAPOROSO（サポローゾ）を生み出しましたが、このサポローゾには伝統的バルサミコの味わいにいかにしたら近づくかという研究と苦労の過程がありました。

原料は伝統的バルサミコと同じブドウ（ランブルスコ・グラスパロッサ、トレッビアーノ・スパジーナ）とし、単に熟成期間を短くしたのでは近づくことは難しいため、最初の煮詰める時間を伝統的バルサミコの30時間に対し倍以上の70時間にしました。熟成させる木樽はオーク材のみで、移し替えはあえてしません。 そして熟成6年目に、ある味わいに到達することに気づき、そこでステンレスタンクに移し熟成を強制的に止めます。サポローゾの誕生です。

マルピーギ（Malpighi） 社

マルピーギ社はイタリア・モデナにおいて1850年来5世代に亘って伝統的バルサミコの製法を継承してきた企業です。現在のモデナには伝統的バルサミコをつくる多数の生産者がいますが、マルピーギはその中心的な存在です。モデナのバルサミコを情熱を持って守り、新しいバルサミコをつくるマルピーギの挑戦は続きます。